スイマグクリームの成分はオリーブ油、マグネシウム、ワセリンです。
【オーリーブ油】
オーリーブオイルは古代エジプトより使用されていたようで、オレイン酸、ビタミンA、D、Eやポリフェノールなども含まれ、肌を保護血行促進、血管の老化を防ぐ、また紫外線による皮膚がんの発生を予防する効果も報告されています。
【マグネシウム】
微量ながら体内の代謝に関与しているといわれています。食べ物では、豆類、緑黄色野菜、昆布に多く含まれています。
精製された食物には、マグネシウムが欠如しやすく、また体内では蓄える仕組みになっていないようです。
高脂肪の食事は、マグネシウムの吸収を妨げ高たんぱくの食事はマグネシウムの排出を早めるため現代人はマグネシウム不足と言われています。
アトピー性皮膚炎にもマグネシウムが有効であるという報告が多くありマグネシウム入りの入浴剤は乾燥肌の改善し、保湿効果作用も持っています。
【ワセリン】
石油などの地下資源に由来していて、鉱物油といわれています。大昔植物や動物であったものが地中で変化したものなので、化学的成分は生物と非常に関係が深いものです。
ワセリンの作用は、保湿成分はないものの水分の蒸発を防ぐことにより皮膚の乾燥を防ぎ、外の刺激(ホコリや冷気など)から皮膚を保護します。
【成分】
オリーブ油、水、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、ステアリン酸ソルビタン、 水酸化Mg、ポリソルベート60、メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、 トリクロサン、BHT、香料
引用:渡辺医院 健康新聞501号より一部抜粋