水分補給の基本ルールとその効果
1日2リットルの水分の摂取は、 基本を守ればより効果が高まります。
水分補給は健康を左右する大切な要素
成人の体の約 65バーセントは水分です。 生まれたばかりの赤ちゃんのときには 90 バーセントを占めていた水分は次第に減少し、老人になると60バーセントほどになります。
人体の細胞は栄養を摂り入れては排出する営みを絶え間なく繰り返しています。これをスムーズに運ばせるのが水分の役目です。
人間は汗や尿、便などで多量の水を体から排出させています。その分しっかり補給しないと、細胞の新陳代謝が鈍り、病巣が生じたりするのです。
体内に十分な水分が保たれているかどうかが、健康を左右する重要な要素となります。
生水と柿の葉茶1リットルずつでみすみずしい体が保てる
人間の体は尿や便、 汗、 呼吸によって1日に合計 2.5 リットルもの水分を体の外に排出しています。 したがって、 同量の 2.5リットルの水を毎日取り込まなければ細胞の新陳代謝がとどこおり、その結果、老化のスピードが早まります。
食品に含まれる水分量を 0.5リットルと見積もると、残りの2リットルは飲み物から摂取する必要があります。 2リットルの水分のうち、生水1リットル、 柿の葉茶1リットルと配分して飲むのがベストです。
水は「生水」をとること。 一度沸騰させた水は酸素やミネラル分が抜けていて、細胞の活性化にはつながりません。生水と沸騰させた水は生化学的に異なります。 清潔な生水、つまりミネラルウォーターや水道水が体によいのです。柿の葉茶はビタミンCが豊富で、 その含有量は緑茶の20倍以上。免疫力や新陳代謝を高め、病気予防に高い効果があります。
水分補給の基本ルール
1日2リットルの水分の摂取は、 基本を守ればより効果が高まります。
その1 寝起き·食事前· 入浴後に水分を
寝起きと入浴後は水分が不足気味です。 食事前の水飲みは食欲を抑えてくれるので腹八目に。
運動前後はコップ1杯の水をゆっくり飲みます。
その2 基本はチビチビ飲み
朝や食事、入浴後以外は30分ごとに30ミリリットル (ひと口程度、盃1杯分)のペースで飲みます。 がぶ飲みは胃腸に負担をかけるので逆効果です。
その3 必ず生水を
ミネラルウォーター、 水道水などの生水を飲みます。 湯冷ましやお湯は酸素が抜け、カルシウムなどのミネラル分もなくなっているので効果が期待できません。
その4 外出するときはペットボトルを
少し面倒ですが、外出時にはペットボトルに移し替えて持ち歩き、こまめに水分補給をしましょう。
水分補給の効果
1.老廃物を排出
2.食欲を抑制、お肌がキレイに
3.水分補給の
4.嬉しい効果
5.新陳代謝の向上
6.血液サラサラ効果
※参考文献「「朝食抜きとさどき断食」健康法」医学博士西医学研究所所長 渡辺 正著(講談社刊)