今年も柿の葉の収穫が始まりました。
こんにちは、柿茶本舗です。 7月1日(水)・2日(木)、香川県坂出市府中町にある果樹園において有機栽培の柿の葉を収穫しました。今年は例年になく涼しい天気となり、お手伝いいただいた方々からは口々に「今まで一番やりやすかった」との声が聞かれました。 耕作放棄されていた柿畑約8000㎡を(公財)香川県農地機構から借り受け整備・再生し、柿の葉を生産しています。坂出市の柿畑での収穫は今年で4回目です。
■収穫は梅雨明け直前の季節
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70年以上にわたる柿茶づくりの中において、私達は様々な工夫と改善を積み上げてきました。たとえば、収穫は梅雨明け直前の季節に行います。これはこの季節に葉の栄養が最も多くなることが一番の理由です。
■葉っぱを一枚一枚手作業で収穫・選別
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収穫方法も、当初は葉だけでなく枝も混ざった状態でお茶にしていましたが、より栄養価と味の良い製品にするために、農家さんと話し合い、協力を得て葉っぱを一枚一枚手作業で収穫・選別しています。収穫は涼しい夜明け頃から始めますが、それでも日が昇って気温が上がってくると葉が傷んでしまいます。そのため、収穫した葉を入れる袋には風通しのよいメッシュタイプのものを用い、また葉を詰めすぎないように気をつけています。
■冷蔵車で品質を保ったまま運送
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さらに徳島の畑などから運搬する場合には時間もかかりますので冷蔵車を導入しました。畑で収穫した柿の葉をその場で冷蔵車にいれ、品質を保ったまま工場に運んでいます。 このようにすることで鮮度と栄養価が最も高い葉を柿茶に加工し、みなさまにお届けすることができています。