■腸内環境悪化がアレルギーの原因
花粉症の人が2000万人、アトピーが700万人おり、なる人・ならない人の違いは腸内環境によると言われています。
体の免疫力の7割は腸に集中し、病気の予防に働いています。
食生活が乱れると、腸内環境が悪化して、腸粘膜の連結を弱めます。それによって栄養分や毒素、病原体、食品添加物などが腸壁から血液中に流れ込み、体の免疫システムにより炎症反応が起きます。
【腸内環境を悪くするもの】
・高脂肪高タンパクの食事
・お酒の飲み過ぎ
・甘いお菓子・飲み物
・食べ過ぎ
・食品添加物の多い食品
・食物繊維不足
【腸内環境をよくする方法】
・カロリーを30%抑える →朝食抜きの1日2食
・食べない時間を十分作る →間食なし
・便秘をしない →水1L+柿茶1L 金魚運動 毛管運動
・1日野菜を300g、海藻・きのこ
・発酵食品をとる →味噌・納豆・鰹節・醤油・ヨーグルト
■粘膜の働きとケア方法
異物が外部から入る場所には、口、鼻、のど、胃や腸に入り込んだとしても、それらを全て、それぞれの粘膜が、二重、三重のバリアで病原体や異物を排除してくれています。
体の表面の皮膚の構造も、粘膜と非常に似ており、皮膚の皮脂や汗は粘膜の粘液に相当し、皮膚からいろいろな異物が侵入しないように、バリア機能が働いています。
①自律神経のバランス整える
副交感神経が少し優位の方が、粘液の分泌がスムーズになります。
②睡眠不足の解消。7時間の睡眠
③水分の補給
1日に2Lの水分を綺麗な生水とビタミンCの豊富な柿茶から取ります。一度に多く飲むと、水分が細胞に浸み込まないので、少しずつ飲むのが良い飲み方。水分が粘膜に行き届いていると、炎症を引き起こすヒスタミンが薄められて、バリア機能が十分に働き、花粉症などに効果的です。
④粘膜を強くする食べ物
レンコン、長芋、サトイモ、オクラ、モロヘイヤ、なめこ、納豆などのヌルヌル、ネバネバ食品。
レンコンは食物繊維が多く、便秘によく、抗酸化、抗炎症作用もあります。またアレルギー反応を引き起こすIgE抗体を抑える働きもあります。昔からレンコンのしぼり汁を飲んでのどの痛みを治したり、綿棒に付けて鼻の穴に塗って、炎症を治すなど効果があります。
・ビタミンCの多い柿茶、レンコン、キウイ、イモ類、かんきつ類、イチゴなどを摂り、ビタミンA、またB2も皮膚や粘膜強化に必要です。
・オメガ3脂肪酸
アマニ油、えごま油、青魚は皮膚や粘膜の働きを強化させて、アレルギーや炎症を抑える働きがあります。
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