柿の葉茶を製造販売する柿茶本舗有限会社が有機JASの認証を2019年8月23日に取得した。
先代社長からの念願がやっと叶った。
本当にめでたい事である。認証取得に関わった関係各位に深く感謝したい。
有機認証(有機とオーガニックは同じ意味)とは、生産者が有機の基準(農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産されたもの)に基づいて生産したものであることを、第三者機関(農林水産大臣の登録を受けた登録認証機関)が証明すること。
柿茶の場合の第三者機関は「NPO法人日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会(JONA)」。
平成11年にJAS法(日本農林規格等に関する法律)に基づき、有機農産物と有機農産物加工食品のJAS企画(有機JAS制度)が創設され、有機認証の統一基準が決められた。
国際基準に合わせて始まったこのシステムは、有機(オーガニック)に対するニーズの高まりから、現在は食品以外の分野にも広がっている。
有機認証されたものは「有機JASマーク」を付けることができ「有機」や「オーガニック」と表示できる。
国産品も輸入品も、すべてが対象で、有機JASマークなしで「有機」や「オーガニック」の表示はできない。
一度取れば未来永劫かというと、とんでもない! 毎年認証機関による検査を受けなければならない。
↓ 有機JASマークは、太陽と雲と植物をイメージしたものだそう。
このマークのすぐ下に認証機関の名前が表示される。
柿茶の場合は認証機関がNPO法人日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会なので ”JONA” と書かれる。
このマークをつけた柿の葉茶や粉末茶が市場に出る日も近い。うれしい限りだ。