最近よく聞く腸内フローラ、フローエとはラテン語でお花畑のこと、
腸内に住む細菌を腸内フローラといいます。
このフローラが体を病原体から守ったり栄養の吸収を助ける働きをします。
腸内細菌の中で、大きく分けると善玉菌、悪玉菌、日和菌の3種類
■人間に都合のよい菌を善玉菌
乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌、麹菌、酵母菌などは人間の健康維持や
生命活動に必要な栄養素を生み出す。
ビフィズス菌は乳酸や酢酸を作りそれらが大腸を刺激して腸の蠕動運動を
活発にしお通じを良くします。
■都合の悪いものを悪玉菌
大腸菌、ウェルシュ菌、ピロリ菌
腸内で有害な物質を作り癌の原因にもなる。
■どちらでもないものを日和菌
善玉菌、悪玉菌の強い方に結びつく性質の菌
■腸内の理想的なバランスは
【善玉菌 2割】 対 【悪玉菌1割】 対 【日和菌7割】
善玉菌を増やすコツは食事の内容です。
1,食物繊維(腸の動きを良くする)
2,発酵食品(乳酸菌の宝庫)
3,オリゴ糖(ビフィズス菌の餌)
良い腸内フローラを増やす食事は和食です。
昔から和食を食べている日本人には和食を分解し有効に
使うことが出来る腸内細菌を持っています。
こちらの記事も参考にしてください。
おなかの調子を整える食べ物【腸内環境をよくするコツ】