背腹運動は各種運動法の中心に位置します。準備運動と本運動があり、準備運動で神経・筋肉を整え、本運動で交感神経と副交感神経を完全に働かせ、生理機能が正しく行われるようにします。
本運動
背骨を左右に揺振させて背骨の歪みや故障を全体的に正します。腹部運動によって腸の機能を高め、腹部の血液循環を活発にします。また、左右揺振運動(酸性運動)と腹部運動(アルカリ性運動)を同時に行うことで、体液を中性に保ち健康状態へ導きます。また、頭脳明晰法でもあります。
①正座をして足の指を重ねるようにして、両膝を握りこぶし5~6個分開きます。
②尾てい骨を中心に、頭のてっぺんまでを一直線にし、一本の棒のような意識で左右に揺振します。(メトロノームのように)
③傾いたときに腹部を押し出し、中心に戻るときに力を抜く要領で腹部をへこませます。
④1往復を1回とし、1分間に15回でも20回でもゆっくりのペースで行います。ただし、脊骨の揺振だけでは血液が酸性に、腹部運動だけではアルカリ性に偏りすぎるので必ず「背と腹」を同時に行ってください。
⑥すべての動作は呼吸と関係ありませんので楽に行ってください。
⑦座るのが不得手の人は椅子に腰かけても結構です。ただし立った状態で行ってはいけません。
効能
準備運動だけでも呼吸や血液循環が改善され、胸部の正常化、甲状腺、胸部リンパ腺の働きを活性化させ、腕の静脈の働きを良くし、握力を強めます。
毎日の健康管理に柿茶をおすすめします。
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