柿茶本舗の前田です。今日は、社名についてのお話しです。
有限会社『生(セイ)化学研究所』とは勿論会社名である。
何をしている会社かと言うと、柿の葉のお茶を製造・販売している会社。
「どこにお勤めですか? 生(セイ)化学研究所です」
「えっ! 性科学研究所? ですか?」
そんな話しもあって社長曰く、
電話対応時は「はい、生化学研究所」とは言わず、「はい、柿茶です。」と言いましょう。
賛成です。賛成。
でも長年、電話で「生化学研究所です。」と言ってきた。
が、今はもちろん「柿茶です。」と言っている。
今日、電話がかかってきた。普段は取らないのに、他に誰もおらず出た。
「はい、柿茶の前田です」と。
「えっ!セイカガクじゃないの?」
「ハイ、生化学です。」
「なんだ!そうですか、それじゃ、柿茶の注文、お願いします」
これを聞いて考えさせられた、長年の習慣の恐ろしさを。
柿の葉茶は多くのメーカがつくっている。
生化学研究所もそんなメーカのひとつ。
ずっと柿の葉茶を買ってくれたお得意様は、生化学研究所のお茶でないと、安心できない・・・のでは。
「柿茶」は柿の葉を原料としたお茶、でも普通名詞とは違う、普通名詞は”柿の葉茶”と言う。
(有)生化学研究所の前社長が「柿茶」をめぐる商標闘争で最高裁までいって勝ち取った商標。
価値ある名前なのだ。
だから、安易に普通名詞として「柿茶」を使わないように・・・
と気をつけている。
ちなみに、「生化学研究所」の命名は西式健康法を編み出した西 勝造先生によるもの。
生化学研究所の創業者・井上信夫氏が、西先生指導下で柿の葉茶を製造・販売し始め、会社組織にした時、西先生から賜った名前だと聞いている。
↓ 創業者・井上信夫氏
↓ 二代目 井上 信幸氏
二代目は私の高校時代の友人。ドリーマーズでテレビ出演もした有名人。
やっぱり、「柿茶の生化学研究所です」と電話で言うのが良いのかなぁ~と悩む日々である。