柿茶本舗の前田です。今日はサプリメントのお話です。
サプリメンとはご存知、栄養補助食品の事。昔はこんなもの世になかった。今やサプリメントの市場規模は一兆五千億円とも言われている。
最近、テレビでも盛んに宣伝するので、ついつい買ってしまう。
私も「協和発酵バイオ」の”シトルシン”と「アジノモト」の”DHA”を飲んでいる。
シトルシンは友人から勧められて、DHAは毎日の食事から摂るのがむつかしかろうとの判断で飲み始めた。
飲んでいるからと言って、何も目立った自覚症状はない。サプリメントとはそんなもの・・・なのだ。
香川短期大学名誉学長・北川先生が書かれた”かがわ食育考”にサプリメントの記述を見つけたので紹介する。
前略・・・がんを予防する効果があるとアメリカの食品医薬品局(FDA)が、1993年に推奨したβカロチンのサプリメントを10万人超の喫煙者を対象に毎日20~30㎎与えたところ、かえって肺がんの発生率・死亡率が高くなった。βカロチンの効果が無いばかりか、悪かったので世界的なニュースになったが、これはβカロチンが悪いのではなく、サプリメントで大量に与えすぎたのである。
一般に水溶性のサプリメントは摂りすぎても尿で排泄されるが、脂溶性は体内に残り害があると言われている。・・・後略
従って、皆さんも買いたいサプリメントが水溶性なのか脂溶性なのかを確認し、くれぐれも摂り過ぎないようにすることが、サプリメントとの良いお付き合いかも知れない。
因みに私は、袋に書いてある「召し上がり方」の目安量より、いつも少なめ。一袋を長く持たせるためでもあるが・・・。
PS 「かがわ食育考」はNPO法人健康を考えるつどいが発刊致しました。
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