こんにちは柿茶本舗店長の井上です。
今回は高血圧についてです。
そもそも高血圧とは
最大血圧が 135mmHg 以上
最小血圧が 85mmHg 以上 のことを高血圧と言います。
※家庭内での測定は1回だけの測定ではなく繰り返して測ってもこの数値を超える場合です。
しかも日本人の3人に1人が高血圧といわれています。
■なぜ高血圧がよくないのでしょうか?
血圧が高くなると心臓が血圧に耐えれるように大きくなります。
血管は厚く硬くなり、弾力性もなくなります。
そして、そのままにしておくと
○動脈硬化
○心筋梗塞
○脳卒中
などの原因になります。
しかも定期的に血圧を測らないと発見することが難しくさらに自覚症状が薄いためそのまま何もしない人が多いといわれています。高血圧またの名を「サイレント・キラー」とも言われています。
■どうして高血圧になるのでしょうか?
①.食塩の取りすぎ
塩分の取り過ぎは濃い味が好きな方
(漬物類、麺類のスープは塩分多いです。ソース、醤油などの調味料)
②.運動不足
運動をすると汗となってナトリウムを排泄してくれます。
③.喫煙
喫煙は血流を悪くします。
④.気温変化
急激な温度変化、急に寒くなると血管が狭くなりより高い血圧で血液を送るようになります。
季節の変わり目は注意。
適度な運動や塩分を控えた食事はとても大切です。マグネシウムや、カリウム、食物繊維の多い生の野菜、果物を食べるよう心がけましょう。
カリウムの働き
人間の体内では、細胞内にはカリウムが、細胞外にはナトリウムが多く含まれていて、それぞれに一定のバランスを保っています。
細胞内に多くのナトリウムが入ってくると、ナトリウムポンプという調節機能により、細胞外からカリウムを取り込むと同時に、変わって余分なナトリウムを細胞外へと排出して、一定の濃度を保っています。
またカリウムには腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制する働きがあるので、ナトリウムの尿としての体外への排泄も促します。その他にもカリウムには末梢血管を拡張して血圧を下げる働きもあります。