不知火書房の新刊、『新版 伝統食復権』島田彰夫著をご紹介する。
【筆者紹介】
東北大学農学部卒業。医学博士。1938~2006年。主な著書『食と健康を地理からみると』、『動物としてヒトを見つめる』、『身土不二を考える』、『食とからだのエコロジー』、『食べることに自信をなくした日本人』、『無意識の不健康』、『伝統食の復権』
明治の文明開化と昭和の敗戦後の2回の食生活「革命」によって、日本人が数千年かけて築き上げた伝統的な食生活の体系は破壊された。
今では、つい数千年前の日本人がどのような食生活をしていたのか知る人も少ないだろう。欧米をモデルとして進められてきた食生活の「革命」は、生活習慣病・アトピー・がんの激増となって、その答えを示した。
本書では、ヒトが動物であること、日本とヨーロッパの地理的な違い、日本人を含むアジア人とヨーロッパ人の生物学的な違いなどから、日本人が数千年をかけて築き上げた《食生活の体系を再構築する》ことこそが、健康回復の手がかりになることを示す。それが「伝統食の復権」である。
島田先生の奥様、道子さまより【柿茶文庫】に贈呈して頂きました。
本のお問合わせは下記へ。
特定非営利活動法人健康を考えるつどい
〒762-0011 香川県坂出市江尻町1220番地
電話 : 0877-45-8441 FAX:0877-45-8444