サミュエル・ウルマンの詩に「青春の詩」というのがある。
有名な詩だが、もう一度。
青年とは齢の若さを示すのではない。
精神の溌剌さをいうのである。
青年とは豊かな頬 赤い唇 柔らかい肢体をいうのではなく
意志の力 創造力 感激性を指すのである
齢を重ねるだけで誰もが老いてゆくのでは無い
理想を失い自信をなくした時のみ老人は老いる
年齢は皮膚に皺をよせるが、情熱を失うとその人の魂に皺がよる
常に明るい希望を持ち、勇気凛凛未来の夢に挑戦する人
生命の歓喜を神仏に感謝する人であれば
五十歳であろうと七十歳であろうと
その人は青年である
春たけなわの新鮮さこそ 青年の魂の本当の姿である
とは言っても七十ともなると、肉体の衰えと共に精神も老化するのが
自然・・・・、そんな思いでいたら金沢市在住の豊岡氏が書かれた
”誰も教えてくれない 健康管理の秘訣”という本の中に
「心の老化を防いで健康長寿」なる記事を見つけたので紹介したい。
まずは心の老化度チェック。
1、同じ事を何回も言う。
2、人のしている事を構いたがる。
3、暇を持て余しテレビばかり見る。
4、イライラしてすぐに怒り出す。
5、人の話に耳を傾けない。
6、自分に興味のある事以外は無関心。
7、注意力が緩慢になる。
8、頑固になる。
9、愚痴や言い訳が多くなる。
10、何を見ても聞いても感動しない・・・アト11項目略。
該当する項目がある人は、謙虚に反省して、どうすれば解消できるか具体策を講じて下さい。これから注意しよう位の気持ちしかない人は、もう心の老化が相当進行している証拠。
心の老化は脳の中の前頭葉の機能低下が関係している。その機能低下を防ぐには、足を使った運動や囲碁・将棋・トランプ等のゲームで頭を使う事、いろいろな人と交流する事、詩や短歌・文章を創作する事、ピアノなど楽器を演奏する事、脳を活性化させる食べ物を摂る事など等。
”何をやりたいのか目標を持つこと”が心の老化を防ぐ特効薬だと締めくくっている。
是非、皆さまもご参考に。