平成25年11月2日(土)に開催予定の第1回健康を求めて in 坂出市民ホールで講演される「食育のススメ」について、講師の北川先生が書かれた紹介文です。
1.血液検査の結果によると、香川県の子どもたちの3割近くが生活習慣病または予備軍です。この子ども達は勉強も運動もできませんし、次第に動脈硬化が進み、30-40歳代の働き盛りで脳卒中・心筋梗塞などで倒れる可能性が非常に高く、一家は悲惨です。お母さんはご両親の介護を覚悟されていると思いますが、子どもの介護をしなければならなくなります。その対策についてお話いたします。
2.香川県民は10万人当たりの糖尿病患者数が全国一多く、成人男性の43%・成人女性の19%が糖尿病です。60歳以上の男性は半数が糖尿病です。糖尿病が怖いのは老化を促進するだけでなく、認知症になり易いことです。糖尿病の原因は食物にあります。糖尿病にならない食生活・糖尿病を悪化させない食生活についてお話し致します。
3.高齢者の女性が怖いのは骨そしょう症です。女性では65歳以上、男性では80歳以上の半数、全国で1,800万人が骨粗しょう症で、これが原因で15万人が大腿骨を折って寝たきりになっています。また、胸骨や腰骨の圧迫骨折で背中や腰が曲がるようになります。この対策についてお話し致します。