この日は10時30分より香川短期大学名誉教授 北川 博俊先生による講演。
題して『小児期からの生活習慣病予防の必要性』
三木中学校の校医・松原先生が1987年から自費で香川県の小・中学生の血液検査を開始。なんと受検者数 35,687人中、19.5%が高脂血症、6.7%が肝機能異常、1.3%が血糖値異常と言う結果だったとか。
子供の時から生活習慣病の代名詞とも言われる高脂血症とは・・・このままの食生活を続けると動脈硬化が進み、20~30年後に脳卒中・心筋梗塞の可能性大。死亡を免れても要介護者。働き盛りであるから本人・家族は悲惨。
肝機能異常:集中力に欠け、疲れ易く勉強・運動ができないし、キレ易い。アルコール好きの中高年に多い症状で脂肪の取り過ぎが原因。肝炎・肝硬変・肝臓がんに進む。
血糖値異常:言わずと知れた糖尿病。
これらの最大の原因は脂肪の取り過ぎと食物繊維不足と説き、どんな食べ物がお勧めか説明して頂いた。
非常に有意義な講演だった。
午後からは日課の西式健康法の実践に加え、生食の作り方、
野菜粥の作り方を体験してもらった。
サツマイモの入った野菜粥は、玄米がゆとは比べ物にならないほど美味かった。
4日目に入り、少食で飢餓気味の合宿生は、野菜粥のおかわりを大喜び。