5月27日(日)、NPO法人健康を考えるつどい主催の宿泊研修会を行いました。
研修旅行では、坂出市内にある「崇徳上皇のゆかりの地を巡る」をテーマに16名の方々が参加。
坂出健康会館を出発したバスは、まず崇徳上皇を祀る白峰宮に到着。この神社は上皇崩御の後に、二条天皇によって社殿が建てられたと伝えられています。
↓ 白峰宮からすぐ近く、八十八名物・ところてんを朝食がわりにいただく。
讃岐に上陸した上皇が最初の2年間住まわれた雲井御所を車中から見学し、香川県の神社では唯一つの国宝「神谷神社」へ。
国宝なのに坂出市民はその存在すら知らない人が多い。建造年の明らかな神社建築としては日本最古。鎌倉時代初期の建保7年(1219年)に建てられ、戦火もまぬがれて793年の時を経て現存する貴重な建物。
神谷神社の建築様式のすばらしさや日本人が持つ自然崇拝の心を神主より拝聴し、崇徳上皇が眠る白峰御陵へ出発。
↓ 長い階段を上ると白峰御陵に至る
当時の御陵は盛り土のみの粗末なものだったらしいが、今は石の柵に囲まれ立派なお墓。
遠方より来られた方も、地元の身近な遺跡に堪能した一日だった。