▼【NPO法人健康を考えるつどいブログ】

ホノルルマラソンの思い出

学生時代は体育の時間が苦手だった。運動は何をやっても下手だったから。40代になって現場の仕事から机に座る仕事になり、健康のため何かやれる運動はないかと始めたのが、何も道具が要らないジョギング。

1日500mくらいから始めて徐々に距離を延ばし、35Kmくらいは走れるようになった。それ以上は未知の世界、いつか、フルマラソンに挑戦したいと思った。

日本のマラソン大会はたいてい時間制限がある。その制限内で走る自信はない。それで、フルを走るならホノルルマラソンとかねがね思っていた。この大会に時間制限はない。

そんなホノルルに参加するチャンスができたのは、高校卒業30年の同窓会で、友人の井上君が、ある提案をしたからだった。

前田君がホノルルマラソンに挑戦したいと言っている、その応援にみんなで行こうと・・・と。

思えば、私をダシにしてハワイ行きの口実を作りたかったのかも。でも結果的にはそれが私にはありがたかった。これでフル挑戦のふんぎりがついた。

2005年12月11日(日)、フル挑戦の日、午前3時起床、会場へ4時到着。

5時、3万人ものランナーが一斉スタート。友人達が見送りに来てくれた。

案の定、35K地点から足が痛くなり、残り7Kmほど走ったり歩いたり、5時間40分もかかったが、 とにかく 完走できた。

途中、友人達の応援を見付け応える。三好君が写真を撮ってくれた。時刻はAM6時くらい。スタートして1時間くらい走っただろうか。この後4時間半も走る事になるのも知らずにこの笑顔???

貴重な一枚。

「完走証」 私の人生の自慢のひとつである。

午前10時40分、ゴール、出迎えてくれる筈の友人達の顔が見えない。

30分くらい捜したが見当たらない。あきらめてホテル行きのバスに乗る。

ホテルへ着き、シャワーでも浴びて・・・と思ったが、部屋の鍵がない。仕方ないのでホテルのオープンレストランでビールを飲んでいたら、一時間ほど経って友人達が帰ってきた。

曰く、いつまで待ってもゴールしないから、帰ってきたと・・・・。むむっ!

まずはおためし

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