「ティーバッグからマイクロプラスチックが溶け出す心配はありませんか?」このようなご質問を最近いただきます。包材の安全性について再度確認していますのでお知らせいたします。
当社のティーバッグ製品については、食品衛生法に基づく資材の「溶出試験」を行っており、安全性に問題がないことを確認しています。ティーバッグの包材は、不双産業株式会社で製造された「不織布スーパーソニクロン」を使用しています。
この素材は、日本の食品包装資材の基準に適合しており、食品分析センターでの試験もクリアしています。具体的には、「蒸発残留物のテスト」という試験を行っています。これは、ティーバッグをお湯に一定時間浸した後、そのお湯を蒸発させて、何か成分が残っていないかを調べるものです。マイクロプラスチックのような成分が溶け出す場合、この検査で検出されます。
日本の基準では、30μg/ml以下であれば安全とされています。当社のティーバッグでは、試験機関が検出できる最小の量(5μg/ml)以下も検出されず、「検出されなかった」という結果でした。
※μg(マイクログラム)は、1gの100万分の1の重さです。
弊社としては、国の定める指標や情報を注視し、必要に応じて今後も対処してまいります。