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肌のバリア機能を守る、冬の保湿習慣

寒さが厳しくなる冬は肌が乾燥しやすいため、かゆみや肌荒れに悩まれる方も多いかもしれません。 特に、肌の「バリア機能」が低下すると、外部からの刺激を受けやすくなってしまいます。
そこで今回は、冬の乾燥から肌を守るための保湿習慣と、バリア機能を守るスキンケアのポイントをご紹介します。

 

肌がもつ「バリア機能」とは?

肌には、外部の刺激や異物から体を守る「バリア機能」が備わっています。特に表皮の角質層は、角質細胞がレンガのように積み重なり、ウイルスやアレルギー物質の侵入を防ぐと同時に、体内の水分が逃げるのを防ぐ役割を果たしています。このバリア機能が正常に働いていることで、肌はうるおいを保ち、健康的な状態を維持できます。

しかし、バリア機能が低下すると、肌の水分が蒸発しやすくなり、カサカサとした乾燥肌が進みます。水分が不足すると、肌がカサつき、粉をふいたような状態になったり、かゆみが出たりすることもあります。

さらに、バリア機能が弱まると本来肌に侵入しないはずのアレルギー物質や細菌が入り込み、肌トラブルを引き起こす原因になります。皮脂の分泌量は20〜30歳代がピークであり、加齢による皮脂の減少もバリア機能の低下につながるため、年齢とともに意識したケアが必要です。

 

バリア機能を守るための日常生活のコツ

肌のバリア機能を維持するためには、日常のスキンケアや生活習慣の見直しが大切です。特に冬は乾燥しやすいため、肌に負担をかけない工夫が必要になります。

①熱めのお湯は避ける
お風呂の温度に注意しましょう。40度以上の熱いお湯は皮脂を洗い流しすぎてしまい、肌のうるおいを奪ってしまいます。ぬるめのお湯に短時間入浴することで、肌の水分を保つことができます。長風呂を避け、入浴後はすぐに保湿を行うことが大切です。

②ゴシゴシと刺激を与えない
ナイロンタオルなどで強くこすると、角質層が傷つき、バリア機能が低下しやすくなります。洗顔や体を洗う際は、たっぷり泡立てた泡で優しく洗い、肌に余計な摩擦をかけないようにしましょう。かゆみがあっても強くこするのは避けることが重要です。皮膚を引っ掻くと、さらにバリア機能が損なわれ、症状が悪化してしまいます。

③化学的な刺激を与えない
化学的な成分にも注意が必要です。強い洗浄力のあるボディソープや洗顔料は皮脂を奪いすぎるため、肌にやさしい成分が配合されたものを選びましょう。掃除や皿洗いをするときは、洗剤が直接手に触れないよう手袋をつけることも大切です。

④加湿する
冬は暖房やストーブの使用で空気が乾燥しやすく、肌の水分も奪われがちです。部屋の湿度を適切に保つために、加湿器を活用したり、濡れタオルを部屋に干したりするのも効果的です。観葉植物を置くことで自然に湿度を上げることもできます。

⑤たんぱく質とビタミンACEをとる
肌のバリア機能を保つためには、食事からのアプローチも有効です。特に、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを多く含む食品を積極的に摂取すると、肌のターンオーバーが促進され、乾燥を防ぐことができます。

レバーや卵、ほうれん草、にんじんなどの食品はビタミンAが豊富で、肌の健康維持に役立ちます。ビタミンCは柑橘類や葉物野菜に多く含まれ、抗酸化作用を発揮して肌のダメージを抑える効果が期待できます。ビタミンEを含むナッツ類やアボカドも、肌のバリア機能をサポートする栄養素としておすすめです。
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一方、コーヒーなどに含まれるカフェインは血管を収縮させ、肌の代謝を低下させるため、乾燥が気になる場合は摂取量を控えめにすると良いでしょう。

 

保湿剤を効果的に塗る3つのポイント

保湿をしっかり行うことで、バリア機能の低下を防ぐことができます。保湿剤を効果的に塗るポイントをご紹介します。
①タイミング
保湿剤を塗るタイミングとしては、入浴後10分以内が最も効果的です。入浴後は肌の水分が急速に失われるため、できるだけ早く保湿することで、水分を閉じ込めることができます。手を洗った後や皿洗いなどでお湯を使った後にも、こまめに塗ることを意識すると、乾燥を防ぎやすくなります。

②塗り方
指先ではなく、手のひら全体を使い、優しく丁寧に伸ばすようにすると、肌への負担を軽減できます。ゴシゴシとすり込むように塗ると、肌に刺激を与えてしまい炎症を引き起こす原因になるので注意しましょう。軽くなでるように塗ることで、刺激を与えずしっかり保湿できます。

③量
大人の手のひら2枚分ほどの広さに対し、チューブタイプなら指の先から第一関節くらいの量、ローションなら1円玉大が目安です。塗った後に皮膚が軽くテカる程度の量を塗ることで、適度な保湿ができます。

 

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まとめ
冬の乾燥から肌を守るには、バリア機能を維持することが重要です。 熱いお湯や刺激を避け、適切な保湿ケアを行うことで、乾燥肌を防ぐことができます。ほかにも、室内の湿度管理や、栄養バランスの取れた食事もバリア機能を維持するために役立ちます。日々の生活習慣を見直しながら、うるおいのある健康的な肌を保ちましょう。

 

参考
明治薬科大学セルフメディケーション学研究室「お肌のバリア機能を傷つけない生活って?」「保湿の効果的な塗り方?岡山大学病院薬学部「空気が乾燥する季節は保湿を心がけ、乾燥肌を予防しましょう
岡山済生会総合病院「毎日のスキンケアで、肌のバリア機能を守ろう!

まずはおためし

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