▼【NPO法人健康を考えるつどいブログ】

長寿の条件・・・これだけは知ってほしい By 豊岡 倫郎氏 2024.年6月28日

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1. 知育、食育、体育

 1)知育・・・

 無知は死を招くという。学校で保健の時間に習った知識だけでは足りない。
テレビや広告ではあれが良いこれが良いと連日まくし立てていると、
本当に良いのかなぁ!と信じてしまうから怖い。健康知識は積極的に取り
入れて、判断を誤らないようにしないといけない。こと生命にかかわる事
だから。

 それと健康道徳を身に着けることである。暴飲暴食で、過労で、
体が悲鳴を上げていないか判断する心の優しさを日頃身に着ける事である。

 更に傲慢と慢心していなないか、謙虚に他人の意見に耳を傾ける進取の
精神が必要である。また気つきの精神が大事。こんなことをしていては
ダメだと気が付き、軌道修正ができない事ではだめだ。病気は癖直しである。
長い人生、毎日が判断の連続である、正しい判断をしたいものである。

2)食育・・・

毎日の食べ物が血となり肉となる。命ある食べ物を摂取。感謝して戴く。
体に良い食べ物、悪い食べ物がある。暴飲暴食や濃厚な高脂肪高たんぱく食
は体に害がある。 何が不足しているか知る。過剰なものは何か。

3)体育・・・

人間も動物である。病気で1カ月も入院していると、足の筋肉が衰えて
歩けなくなるという。ルーの法則がある。「適度に鍛えると発達する。
動かさないと衰える。過激に動くと萎縮する」。動くと血液循環が良くなる。
酸素供給される。筋力が付く。気分が良い。骨格が整う。

自彊術体操をすれば、以上の条件が備つているからおすすめである。

2.病気を招く危険因子

 病気には必ず原因がある。その危険因子を知っていて避けることは
無病息災に通ずる。

1)活性酸素・・・

病気になる90%が直接、間接に活性酸素が関与していると云われている
位である。体内で異常に発生すると、活性酸素+脂質=過酸化脂質
となる。
また活性酸素は遺伝子を傷つける。詳しくは「活性酸素が死を招く」
の著者丹羽靱負を参照。外に活性酸素を生むのは薬品、紫外線、酒、
ストレス、宿便、腐敗便、医薬品、喫煙、過激な運動。大食。

2)酒・・・

飲酒するとアセトアルデヒトが発生して、活性酸素を副産物として産生する。

3)ストレス・・・

益々複雑になる社会生活においては知らず知らずストレスを受けている。
ストレスを受けると、白血球の中の顆粒球が増加して、活性酸素を産生する。
また緊張は血管が収縮し血液循環が悪くなる。交感神経が緊張する。

4)大食・・・

一連の消化器官が疲弊。宿便や便秘になる。腸モレ・宿便は有害毒素の
再吸収が体内の慢性炎症を招く。また活性酸素を産生する。発ガン可能性大。

5)砂糖・・・

砂糖は体液を酸性にする。健康体は弱アルカリ性が理想的。酸性体質は
免疫力の低下、カルシュウムが骨から抜ける。骨粗鬆症になる。
精神不安定。毛細血管の消滅。悪玉菌増える。

6)高脂肪・高蛋白食・・・

肉や油で料理品ばかり食べると体が油漬けとなる。酸性体質になる、
動脈硬化になる。生活習慣病の元。

7)食品添加物・・・

菓子、加工食品、調味料、パン、漬物、ハム・ソーセージ類など避ける。
加えて農薬、化粧品、洗剤などもこれに含む。これら人工的に作られた
化学製品は活性酸素を産生する。腸内環境にも悪い影響与える。

8)運動不足・・・

に高齢者にはフレイルになり、歩行も困難になるケースが多い。
運動不足が骨粗鬆症を招く。筋力不足で体幹弱く、骨格の歪みを生む。

3.長寿のための対策

 1)正しい食事・・・

   腹7分、よく噛む。酒や砂糖は極力控え、小魚・豆類・ゴマ・生野菜汁
・海藻、キノコ。ビタミンA・C・Eを摂る。2013年に日本食はユネスコ
文化遺産に登録された。和食離れがガンや心臓疾患、脳疾患を生んでいる。

 2)適度な運動

 3)水分一日に1.5~2.0リットル摂取・

 4)ストレス回避する。楽しいことをする。嫌な人とは付き合わない。

 5)食物繊維は水溶性と不溶性の割合は2:1の比率で摂取。

 6)腸内環境を整える。短鎖脂肪酸、特に酪酸の機能に配慮。

 7)腸モレを防ぐ。慢性炎症を防ぐ。慢性炎症はガンの温床となる。

4. まとめ

 1)健康管理は重点管理・・効果のある事を集中的に実施。

 2)多くの役にたつ情報を持ち、集めて選択肢が適切に行える様に。

 3)他人の意見を素直に聞ける心を養う。とかく最近高齢の人に

自分の意見を固執する場面に遭遇して、やりきれない気持ちを
抱くのは私だけだろうか。頑固な性格は損。

 4)最近健康法の本を読むと、「健康法を実行する心構えは、
先ず体に悪い事を止めてから、良い事を実行すべきである」と。
悪事は良事を駆逐して良い事が生かされない。

 5)生きたものは生きたものに養われる。生野菜ジュース、玄米は命がある。
酵素がある。

 6)医者に治してもらう病気と自分で治す病気がある。

 7)薬は吟味して飲む。副作用の害を知る。活性酸素産生。

 8)栄養を過信しない。高栄養・高カロリー主義はもう古い考え。

 9)これだけ病人が多いのは現代医学の栄養学の間違い、遅れにあり。

 10)最終的には健康で生きるという事はその人の生き方、人生観にありつく。

5.体に悪い事をまとめて挙げると・・・

 1)大食しない。腸内環境悪化。宿便産生。活性酸素発生。

 2)酒は出来れば控える。活性酸素発生。毛細血管硬化。

 3)砂糖は摂らない。腸の悪玉菌増殖。酸性体質に。カルシュウム流出。毛細血管消滅。

 4)運動不足にならない。筋肉が体幹を支えているから運動しないと骨格が歪む。酸素不足。

 5)肉、油で揚げたもの摂らない。過酸化脂質を生む。

 6)塩分は控えめ。一日に7.5g

 7)水分は1.5~2.0リットル飲む。

 8)食物繊維は一日20g以上摂る。或いは野菜400g摂る。便秘解消。酪酸菌増やす。

 9)肥満にならない。慢性炎発生。

 10)前向きに生きる。生きがいを見つける。

 11)加工食品、インスタント食品、レトルト食品など添加物の入った食品を摂らない。

 12)牛乳を飲まない。牛乳に含まれるIGF-1はがん細胞を増殖させる。乳製品は厳禁。

 13)タバコは厳禁。タバコを飲む人を診察拒絶する医者もいる。 

 14)腸モレは万病のもと。

   その機序は次の通り。 

   ・大食→腸疲弊→腸内環境悪化→腸モレ→毒素

   ・病原菌血管内侵入→組織

   ・臓器慢性炎症→組織機能低下

   ・免疫力低下

   ・動脈硬化→発ガン

   ・認知症

   ・脳卒中

   ・心臓病

   ・うつ病等発症     

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おわり

まずはおためし

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